進行胃癌の免疫療法で示された新展開

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 Gastrointestinal Cancer Symposium(ASCO GI 2020)では、進行胃癌に対する免疫療法の分野で複数の注目される発表がありました。レンバチニブとペムブロリズマブの併用療法を検討した日本のEPOC 1706試験で良好な奏効率が示され、ペムブロリズマブの単剤療法について、3次治療で評価したKEYNOTE-059試験、2次治療で評価したKEYNOTE-061試験、1次治療で評価したKEYNOTE-062試験の3つの試験データから、PD-L1陽性例とMSI(マイクロサテライト不安定性)-High(MSI-H)の症例で有効性の検討が行われ、どの治療ラインで使用しても生存に対する延長効果が得られることが示されました。これらの胃癌領域のトピックスについて、がん研有明病院院長補佐・消化器化学療法科の山口研成先生に御解説をいただきました。
Source: 一般情報
進行胃癌の免疫療法で示された新展開

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