抗EGFR抗体薬の再投与に威力を発揮する大腸癌のリキッドバイオプシー

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 進行再発大腸癌に対する抗EGFR抗体薬はRAS野生型のみに適応があり、投与前にRAS遺伝子変異検査が実施されます。血漿検体を用いるリキッドバイオプシーは検体採取が簡便で低侵襲で患者の負担が少なく、また結果が組織検査より早くわかり、しかも経時的変化がわかる検査法として実臨床への導入が求められていました。8月1日から血漿検体からの腫瘍由来DNA(ctDNA)を用いる「OncoBEAM RAS CRCキット」が保険適用になりました。同キットの実用化に至った背景や日常診療での活用法、今後の展開について、大阪急性期・総合医療センター下部消化管外科副部長の賀川義規先生に解説していただきました。
Source: 一般情報
抗EGFR抗体薬の再投与に威力を発揮する大腸癌のリキッドバイオプシー

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