ハイリスクStage II大腸癌に術後補助化学療法は必要

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ハイリスクStage II大腸癌に対する標準治療は確立していません。しかしESMO2020において、術後補助化学療法に関する新たな知見が報告されました。日本で行われたJFMC46-1201試験から、R0手術が行われたハイリスクStage II大腸癌の術後補助化学療法として、UFT/LV療法は、手術単独と比べて無病生存期間(DFS)を有意に延長することが示されました。また、同試験の再発リスク因子の検討では、術後補助療法なし、T4、郭清リンパ節個数12個未満などが抽出されましたが、CEA mRNAは含まれず、予想に反する結果となりました。岐阜大学特任教授の高橋孝夫先生に、これらの結果の解釈、実地臨床に与える影響、今後の展望などについて御解説いただきました。
Source: 一般情報
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