標準治療が無効のHER2陽性乳癌は耐性機序から治療を選択

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HER2陽性進行乳癌に対する1次治療、2次治療は標準治療がほぼ確立し、3次治療以降についても抗体薬物複合体(ADC)のトラスツズマブ デルクステカン(T-DXd)が使用可能となっています。また、低分子薬であるtucatinibのアジアの権利をMSDが獲得し、さらに新薬の登場が期待されています。しかし日常診療では、標準治療では効果が得られず治療に難渋するケースは少なくありません。日本乳癌学会のパネルディスカッション「徹底討論HER2陽性再発乳癌」では、耐性機序と薬剤選択をテーマに、エストロゲン受容体(ER)陽性のHER2陽性乳癌、ER陰性のHER2陽性乳癌、脳転移を有するHER2陽性乳癌について症例が紹介され、治療法の選択が議論されました。
Source: 一般情報
標準治療が無効のHER2陽性乳癌は耐性機序から治療を選択

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