多発性骨髄腫における移植はゴールではなく通過点

投稿日:

多発性骨髄腫の治療成績は、新たな化学療法や自家造血幹細胞移植の導入により向上してきました。しかし、治療により寛解が得られた場合でも再発・再燃を繰り返し、未だ治癒を期待できる疾患ではありません。近年、相次いで新規薬剤が承認されていますが、初発症例への適応は限られています。維持療法まで含めた治療戦略の中で、新規薬剤の導入は予後改善の鍵となる深い寛解の達成と維持をもたらすことができるのか、また効果判定の指標としての微小残存病変(MRD)評価の意義と現状はどうなるのでしょうか。10月9日から11月8日までWEB開催された血液学会での、千葉大学医学部附属病院血液内科の堺田惠美子氏による教育講演「未治療移植適応骨髄腫患者の治療戦略」をまとめました。
Source: 一般情報
多発性骨髄腫における移植はゴールではなく通過点

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.