今やすっかりSNS(交流サイト)はコミュニケーションのツールとして定着しました。しかし、もし、医療機関や介護施設の職員が、患者や入所者などの情報をSNSなどで外部に漏洩してしまったら、法人にとっては大きな問題に発展しかねません。SNSによる漏洩ではありませんが、過去の裁判例では、病院勤務の看護師が家庭内の夫との会話で入院患者の病状や余命などを話した結果、夫から患者の家族にその内容が伝わり、看護師を雇用する病院に損害賠償を命じられたケースもありました(福岡高裁2012年7月12日判決)。勤務時間や場所の内外を問わず、職員が職務上知り得た秘密を漏洩しないように監督する義務が病院にはあることを明確にした内容になって
Source: 一般情報
SNSなどでの職員の秘密漏洩、どう防ぐ?
SNSなどでの職員の秘密漏洩、どう防ぐ?
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