前治療数の多い再発・難治性の多発性骨髄腫に対するtalquetamabのフェーズ2推奨用量は安全で奏効率は70％【ASCO2021】

　前治療数中央値が6の多くの治療歴を有する再発・難治性の多発性骨髄腫（r/r MM）において、GPRCG5DとCD3に対する二重特異性抗体talquetamabのフェーズ2推奨用量（RP2D）投与は安全で、全体で70％という高い奏効率を示すことが明らかとなった。フェーズ1試験MonumenTAL-1のパート2において示された。3種類のクラスの薬剤抵抗性の患者で65％、5剤抵抗性の患者で84％を示した。6月4日から8日にオンラインで開催された米国臨床腫瘍学会（ASCO 2021）で、米国City of Sarah Cannon Research Institute and Tennessee OncologyのJesus G. Berdeja氏が報告した。
Source: 一般情報
前治療数の多い再発・難治性の多発性骨髄腫に対するtalquetamabのフェーズ2推奨用量は安全で奏効率は70％【ASCO2021】