BRAF V600E変異陽性甲状腺未分化癌にダブラフェニブとトラメチニブ併用が有効な可能性、12カ月OS率51.7%

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 BRAF V600E変異を有する甲状腺未分化癌に、BRAF阻害薬であるダブラフェニブ、MEK阻害薬であるトラメチニブの併用が有効である可能性が明らかになった。 BRAF V600E変異陽性の稀な進行固形癌を対象に併用療法の効果を評価していたオープンラベル多施設フェーズ2試験ROARのアップデート解析の結果、甲状腺未分化癌患者のコホートで良好な抗腫瘍効果と持続的な効果が示された。アップデート解析の結果は、Annals of Oncology誌に1月10日に掲載された。 甲状腺未分化癌は、甲状腺癌全体の2%程度を占めるが、診断後の平均生存期間は3~6カ月程度極めて予後不良なことで知られている。ヨウ素の取り込みも弱く、既存の甲状腺癌の治療の有効性も
Source: 一般情報
BRAF V600E変異陽性甲状腺未分化癌にダブラフェニブとトラメチニブ併用が有効な可能性、12カ月OS率51.7%

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