他人の被保険者証を使ったなりすまし問題の解決はまだ遠い

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 2022年度診療報酬改定で、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策の一環として時限的・特例的に認められていた初診のオンライン診療が日常的にできるようになり、初診料、再診料などで「情報通信機器を用いた場合」の点数が新設されました。オンライン診療には、医療保険財政を悪化させる問題として、他人の被保険者証を使った患者の「なりすまし受診」の可能性が指摘されています。なりすまし受診については普段考えることはほとんどないかもしれません。日本医師会常任理事の長島公之氏は2020年10月7日の会見でオンライン診療に関して、患者のなりすましにより「薬剤の不正入手や健康保険の不正利用などの危険がある」と指摘しています。
Source: 一般情報
他人の被保険者証を使ったなりすまし問題の解決はまだ遠い

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