コロナ禍で難易度がさらに上がった「親の死に目に会いたい」

投稿日:

 ある日、高齢者施設から救急搬送があった。患者である90歳の男性は、コミュニケーションもなかなか取れなくなっており、食欲も低下してきている状態であった。どこで、どのように最期を迎えさせてあげるかといった話はまとまっておらず、明け方に施設職員が訪室したところ反応がなかったため救急要請した。救急隊接触時は心静止であった。目撃なし、発症時間不明の心停止である。救急要請時から施設職員に心肺蘇生をしてもらい、救急隊到着まで10分。そこから20分後の搬入で、来院時も心静止であった。心肺蘇生を引き継いで10分、アドレナリンを2回投与したが反応はない。そうこうしていると、施設から連絡を受けた家族が到着した。
Source: 一般情報
コロナ禍で難易度がさらに上がった「親の死に目に会いたい」

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.