ウイルス性肝炎・肝硬変

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 わが国における慢性肝炎・肝硬変のおもな原因は肝炎ウイルス(B型肝炎ウイルス〈HBV〉、C型肝炎ウイルス〈HCV〉)感染であり、肝硬変の成因の約8割を占めている。他の原因として、アルコール、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)、自己免疫性肝炎(AIH)、原発性胆汁性胆管炎(PBC)などがあるが、近年、NASHが増加傾向にある。わが国にはHBV持続感染者が120万人、未治療のHCV持続感染者が85万人(2015年時点における推計)存在すると推定されており、厚生労働省研究班による全国集計によるとAIHは約3万人、PBCは3万7,000人いると推定されている。また、NASHの潜在患者は、約100万人いると推計されている。
Source: 一般情報
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