末梢性T細胞リンパ腫に対する有機ヒ素製剤

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 2022年6月20日、抗悪性腫瘍薬のダリナパルシン(商品名ダルビアス点滴静注用135mg) の製造販売が承認された。適応は「再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫」、用法用量は「成人に1日1回300mg/m2(体表面積)を1時間かけて5日間点滴静注後、16日間休薬する。この21日間を1サイクルとして繰り返す。なお、患者の状態により適宜減量」となっている。 非ホジキンリンパ腫の一種である末梢性T細胞リンパ腫(PTCL)は、極めて希少な疾患であり、予後が不良である。中悪性度に分類されているPTCLは、進行期になってから発見されることが多く、リンパ節の腫れやしこり、発熱、大量の寝汗、体重減少などの症状が現れる。また、PTCLのうち、未
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末梢性T細胞リンパ腫に対する有機ヒ素製剤

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