世界初なるか?痛みのバイオマーカー候補を開発

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 様々な精神神経疾患に脳内の免疫細胞であるミクログリアが関与することが示唆され、「神経炎症」がキーワードとして注目を集めている。九州大学大学院医学研究院精神病態医学准教授の加藤隆弘氏に精神疾患との関連を、九州大学病院心療内科診療准教授の細井昌子氏らは慢性疼痛との関連を語ってもらった(文中敬称略)。──まず、神経炎症がどのように定義されているか教えてください。細井 神経炎症とは、「血管透過性の変化」「免疫細胞の浸潤」「グリア細胞の活性化」「炎症メディエーターの産生」が見られる現象を指します。通常、中枢神経系は血液脳関門(BBB)に保護されていますが、何らかの原因で、血液透過性が変化して、中枢神
Source: 一般情報
世界初なるか?痛みのバイオマーカー候補を開発

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