食道静脈瘤出血後の二次予防、7割が不十分

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 食道静脈瘤出血を経験した患者の7割は、ガイドラインが推奨する二次予防を十分に受けていないことが、スウェーデンの観察研究により明らかとなった。結果は5月14日、Clinical Gastroenterology and Hepatology誌オンライン版に掲載された。食道や胃からの静脈瘤出血は肝硬変の合併症の1つであり、生命にかかわることがある。国際的なガイドラインではランダム化比較試験のデータに基づき、食道静脈瘤出血の二次予防として、門脈圧低下のため非選択的β遮断薬を投与し、静脈瘤の状態確認のため、上部消化管内視鏡検査を再実施することを推奨しているが、これらがどれほど徹底されているかは不明である。
Source: 一般情報
食道静脈瘤出血後の二次予防、7割が不十分

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