卵巣癌1次治療後の維持療法でPARP阻害薬rucaparibはHRDの状態に関わらずTFSTとPFS2を延長、OSも延長傾向【SGO 2024】

投稿日:

 白金系抗癌剤ベースの化学療法による1次治療で効果が得られた卵巣癌患者の維持療法として、PARP阻害薬rucaparibはBRCA変異や相同組み換え修復欠損(HRD)の状態に関わりなく、プラセボよりも次の治療開始までの期間(TFST)、2度目の増悪または死亡までの期間(PFS2)を延長することが明らかとなった。また全生存期間(OS)もrucaparib投与で良好な傾向を示した。国際無作為化二重盲検プラセボ対照比較フェーズ3試験ATHENA(GOG-3020/ENGOT-ov45)の単剤療法を検証する2群であるATHENA-MONO試験の観察期間3年の結果から示された。
Source: 一般情報
卵巣癌1次治療後の維持療法でPARP阻害薬rucaparibはHRDの状態に関わらずTFSTとPFS2を延長、OSも延長傾向【SGO 2024】

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.