42の国立大学病院のうち、半分以上となる22病院で、2023年度の経常損益が赤字となることが明らかになった。国立大学病院全体の経常損益額もマイナス60億円となり、独立行政法人化後初めて赤字に陥ったという。国立大学病院長会議・会長の大鳥精司氏は「半分以上の大学が赤字というのは、非常に末期的かつ危機的な数字で、非常事態を意味する。これが2、3年続くと経営破綻に陥って病院が潰れ、高度医療や地域医療の提供ができなくなる可能性がある」と危機感を募らせた。国立大学病院長会議が2024年7月26日に開いた緊急記者会見で2023年度決算の速報値を明らかにした。
Source: 一般情報
22の国立大学病院で経常損益が赤字に、全体では独法化後初の赤字転落
22の国立大学病院で経常損益が赤字に、全体では独法化後初の赤字転落
投稿日: