膀胱癌の薬物治療に第2のブレークスルーはあるか?

投稿日:

 筋層浸潤性膀胱癌の1次治療としてMVAC療法、GC療法が確立されていますが、2次治療の開発は長らく進んでいませんでした。そうした状況の中、2017年12月にペムブロリズマブが癌化学療法後に増悪した根治切除不能な尿路上皮癌に対して承認され、膀胱癌治療は1つのブレークスルーを迎えました。そして実地臨床での使用経験が蓄積されるにつれ、免疫関連有害事象発生時の対策、ペムブロリズマブの投与が適さない患者の見極め、新規治療法を開発する必要性などの課題が浮き彫りになってきました。日本泌尿器科学会総会のシンポジウム「膀胱癌における薬物療法の最前線」解説された、膀胱癌の薬物療法の現状と課題、期待される新規薬剤の開発の状況などについてまとめました。
Source: 一般情報
膀胱癌の薬物治療に第2のブレークスルーはあるか?

-未分類

Copyright© 医学学会ニュース , 2024 AllRights Reserved Powered by AFFINGER4.