国立がん研究センターと慶応義塾大学は3月10日、乳癌のタモキシフェン療法の際にCYP2D6遺伝子型による用量個別化は不要であることが判明したと発表した。国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科長の田村研二氏、慶応義塾大学医学部臨床薬剤学教授の谷川原祐介氏、同講師の今村知世氏(現:昭和大学先端がん治療研究所准教授)、理化学研究所ファーマコゲノミクス研究チームリーダー莚田泰誠氏らの研究グループが全国54施設との共同で実施した、乳癌タモキシフェン療法における遺伝子型に基づく個別化治療の有効性についての世界初の前向き無作為化比較試験の結果示された。
Source: 一般情報
HR陽性進行乳癌へのタモキシフェン投与にCYP2D6遺伝子型による用量個別化は不要
HR陽性進行乳癌へのタモキシフェン投与にCYP2D6遺伝子型による用量個別化は不要
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