原発性乳癌で診断時のESR1遺伝子変異は術後内分泌療法の選択に役立つ可能性【AACR2020】

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 早期の原発性乳癌においてESR1遺伝子変異の頻度は低いが、ESR1遺伝子変異は内分泌療法への抵抗性と予後不良につながる可能性が、大規模な前向き観察研究(SCAN-B study)における解析で示唆された。4月27日と28日、バーチャルミーティングとなったAmerican Association for Cancer Research Annual Meeting(AACR2020)で、スウェーデンLund UniversityのMalin Dahlgren氏らが発表した。 エストロゲン受容体(ER)をコードするESR1遺伝子の変異は内分泌療法に対する耐性メカニズムとして知られている。内分泌療法に抵抗性を示す転移を有する乳癌において、ESR1遺伝子変異は12-55%に認められる(Nat Genet. 2013;45:1439-45/ Nat Genet. 2
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原発性乳癌で診断時のESR1遺伝子変異は術後内分泌療法の選択に役立つ可能性【AACR2020】

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