EGFR遺伝子変異陽性肺癌の最新の試験結果はEGFR-TKIの使い方を変えるか?

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今年の米国臨床腫瘍学会で、EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺癌(NSCLC)に対するEGFR-TKIの今後の使い方に関する、注目された複数の発表がありました。術後補助化学療法としてオシメルチニブを評価した第III相のADAURA試験で、無病生存期間のハザード比は0.17と、大きく改善しました。進行NSCLCの1次治療として、抗VEGF/VEGFR-2抗体をEGFR-TKIに上乗せする効果を検討した結果も報告されました。ベバシズマブとエルロチニブの併用を評価したNEJ026試験ではOSの延長が示さませんでした。東アジア人の患者を対象にラムシルマブとゲフィチニブの併用を評価したRELAY+試験から、PFSが延長したことも報告されました。これらの試験結果の解釈と臨床的な意義についてがん研有明病院呼吸器センター長・呼吸器内科部長の西尾誠人先生に伺いました。
Source: 一般情報
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