非転移性去勢抵抗性前立腺癌患者に対するダロルタミドはクロスオーバー補正後のOSでも有意な改善【ASCO GU 2021】

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 アンドロゲン除去療法中の非転移性去勢抵抗性前立腺癌(nmCRPC)を対象とする国際共同ランダム化二重盲検プラセボ対照フェーズ3試験ARAMISにおいて、事前に規定されていた2つの感度分析により、クロスオーバーが全生存期間(OS)に与える影響は大きなものではないことが確認された。補正後のOSハザード比は0.66、0.68で、最終解析の0.69とほぼ同様であり、ダロルタミドにより死亡リスクが30%以上低減することがあらためて示された。試験では、主要解析に伴う盲検解除後、プラセボ群の患者はダロルタミド投与(クロスオーバー)が認められていた。
Source: 一般情報
非転移性去勢抵抗性前立腺癌患者に対するダロルタミドはクロスオーバー補正後のOSでも有意な改善【ASCO GU 2021】

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