「赤い耳」から鑑別できるあの疾患

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 幕末に活躍した伝説的な囲碁棋士で今なお「棋聖」と崇められる本因坊 秀策は17歳の折、当時最強の棋士の一角として名をはせ、後に囲碁四哲にも数えられる井上幻庵因硯と浪華(なにわ)で対局し、これを打ち破りました。因硯優勢で進んだ対局で、秀策は長考を重ねてある一手を放ちます。すると会場の一角で対局を眺めていた因硯の侍医が「秀策の勝利」を予言しました。理由を尋ねた門人達に侍医は「私は囲碁の内容はよく分からないが、あの一手で因硯先生の耳が赤くなった。動揺し自信を失った証拠であり、これでは勝ち目は薄いだろう」と述べたのです。
Source: 一般情報
「赤い耳」から鑑別できるあの疾患

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