非心臓手術後のせん妄は多因子的予防プログラムで有意に減少

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 様々な待機的大手術を受けた70歳以上の患者の術後せん妄発生率が、多因子的な非薬理学的せん妄予防プログラムによって有意に低下したことがこれまでで最大規模の試験で明らかにされた。ただし、心臓手術を受けた患者では有意なリスク減少が見られなかった。ドイツの研究者らによる研究結果は、2021年12月15日のJAMA Surgery誌電子版に掲載された。 せん妄リスクが最も高いのは高齢者集団だ。医療資源に富む諸国では、全人口の15~18%を占める高齢者が手術関連費用の50%を占めている。このアンバランスは、高齢化に伴って2050年には2倍に拡大すると見られている。大腿骨近位部骨折患者を主な対象にしていたこれまでの研究とは異なり、著
Source: 一般情報
非心臓手術後のせん妄は多因子的予防プログラムで有意に減少

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