BCMAとCD3に対する二重特異性抗体elranatamabの単剤投与が日本人の再発・難治性多発性骨髄腫患者に有効性を示す【日本血液学会2023】

　BCMAとCD3に対する二重特異性抗体であるelranatamabの単剤投与が日本人の再発・難治性多発性骨髄腫患者に有効で、投与は管理可能であることが明らかとなった。オープンラベル多施設非無作為化フェーズ2試験であるMagnetisMM-3試験（NCT04649359）に参加した、BCMAを標的とした治療を受けていない日本人患者で有効性が認められた。有効性と安全性は全体集団と一致していた。10月13日から15日まで東京都内で開催された第85回日本血液学会学術集会（日本血液学会2023）で、東北大学の横山寿行氏が発表した。
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BCMAとCD3に対する二重特異性抗体elranatamabの単剤投与が日本人の再発・難治性多発性骨髄腫患者に有効性を示す【日本血液学会2023】