今回取り上げる薬は「レミフェンタニル」です。拙著「薬名[語源]事典」(武蔵野大学出版会)でもこの薬を取り上げたことはありますが、開発の経緯や構造を含めてじっくり解説するのは初めてです。 レミフェンタニルは、合成麻薬性鎮痛薬「フェンタニル」を改良した薬です。全身麻酔などに用いられます。名前の由来は、フェンタニルをリミックスしたものという意味合いがあり、remix + fentanylでremifentanilです。 この薬はモルヒネの仲間なのですが、ぱっと見、あまり似ているようには見えません(図1)。しかし、目をよーく凝らすと見えてきます。今回はそんなお話をしたいと思います。 レミフェンタニルの原型となったフェンタ
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レミフェンタニル「モルヒネと似てないって?」
レミフェンタニル「モルヒネと似てないって?」
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